【戦略的休息術】ひといきの休息がもたらす「5つ」のメリット

本の感想

気になるネット記事をみつけました。

日本の労働状況は、2024年になっても変えられない、根深い問題を抱えているようです。

”職場の不公平感高める「子持ち様」問題は、有給など「使われない制度」も要因。脱“ゾンビ化”を図る4企業を取材”


ネット記事には、働き方の理想とギャップに苦しむ人の実態が書かれています 。

本来は自由に取得できるべき有給などの休暇制度が

業務の過多・人手不足・社内の同調圧力によって、休暇を思うように取得できていない現実があります

そんな中でも、どうすれば休息を取って、心身をベストな状態にできるか、という内容の本を読みました。 共感できる部分、考えたことをまとめていきます。

他の休息本の記事はコチラから

時間があれば、、の時間はこない

時間があれば、、の時間はやってこないです

忙しさに支配されている時ほど、時間があれば今までできなかった旅行、親孝行をしよう!と考えるもの。

しかし現実は、早く仕事を仕上げたら、また別な仕事や用事が急に入ってくるもの

ちょっと5分だけ、と言って肩を叩いてくる同僚が、本当に5分で終わった試しはあったでしょうか。

私は思い出せません

他者目線では、こちらが忙しいかどうかは関係ないので、自分の時間は自分で守るしかないです。

やりたいことの時間を確保するために、スケジュール帳に外せない予定を書いておく、その時間は対応できないなど、予防線を張っておきましょう。

ひらめきは休息時に生まれる

悩み事や考え事が、リラックスしているときに浮かんだことはないでしょうか。

問題以外のことに触れているとき、ぽろっと考えがまとまったり、確信が持てたりすることもあると思います。

自分は机やモニターの前で、一定時間考えても答えがでない問題に対しては、答えを出すのを一旦保留にします。そして、無意識の状態で答えが浮かんでくるのを待ちます。

この仕事の進め方で良いのか、この設計でバグが出ないか、、と机の前では悩んでも答えが出なかったものが、車の運転中にふと、いや〇〇だから、これでいいんだ!と確信が持てたりします。

ひらめきには4つの段階があるようです。考えてもどうにもならないと思ったら、一旦答えを出すのはあきらめて、タイムオフを取るのが良さそうです。

■ひらめきが発生する4ステップ

1.準備する:座って仕事を一生懸命にする

2.温める:心と体を休ませる。

3.ひらめく:ずっと待っていた「これだ!」がやってくる

4.確認する:ひらめきの内容が正しいか確認する

全ての問題は「じっとしていられないこと」

人の悩みは全て「じっとしていられないこと」に収束する、だそうです。

SNSで、成功者の日常や、興味があるものにいつでもアクセスできます。 信号待ち、レジ待ちのちょっとした待ち時間でもスマホを触ったりしていませんか。

それは、投稿へのいいね数、話題のトレンドが気になるからです。

これらは、脳にとってのファストフードのようなもので、多くの人が常時求めています。

しかし、栄養がないカロリーだから食べ続けると太り、健康を損ないます。

使う時間に制限をかけるとか、使い方を考えないと、自分がツールを使うのでなく、ツールに頭を支配されてしまいます。

話は変わりますが私は、今度のお正月休みのどこかで、デジタルデトックスをしてみます。

スマホ、パソコンを一切触らない24時間触らない日を作って、自分にどんな良い変化が起きるか検証し、記事にする予定です。

忙しさに向き合うより溺れているほうが楽

本を読んでいて、一番考えさせられた箇所です

忙しさに溺れるとは何なのでしょうか。

それは、忙しさが臨界点を超えると、その状況を改善しようとせず、むしろ誇らしく、かっこいいと浸ることです。

イメージは、忙しすぎるときに、気分がハイの状態が長期間続いている感じです。

現実を受け入れて何かを変えるより、ただ目の前のやることをこなしていくだけの方が、どうしたって楽です。

ですが、毎日毎回、大変なことを繰り返していては、いつまでも楽になれません。頑張り続けた先には、燃え尽き症候群のリスクもあります。

私自分、仕事で多忙な時期を過ごしたこともありますが、今ではその時期のことは、仕事をしていたことしか思い出せません。

いい経験・教訓にはなりましたが、また過ごしたいとは思いません

今はその経験から、多忙に溺れるのではなく、向き合って抜け出す方法を考える方が、健康にも人生にもプラスになるのでは?と考えています。

コーヒーの過剰摂取は睡眠の敵

休養の要である睡眠は、カフェインが大敵です。正午飲んだコーヒーは、およそ4分の1は真夜中にも体に残っているとのことです。

コーヒーを飲んで眠気が覚めるのは、コーヒーに含まれるカフェインの働きによるものです。体が疲労を感じる成分の吸収を、ブロックする働きがあります。結果、カフェインの接種で、疲れが感じにくくなるというメカニズムです。

寝つきが良くない方は、コーヒーを飲むなら午前中までで、控えたいところです。

私こそ、つい最近までは夕方でもコーヒーをがぶ飲みするような、カフェイン中毒者でした。ですが、最近は寝つきの改善のためを、朝のうちだけにしています。目に見えて寝つきが良くなった気がします。

今日の学び

・忙しさに溺れずに、抜け出す方法を考える

・ひらめきは、休息の状態から生まれる

・スマホ(SNS・YouTube)は、使いすぎない仕組みが大事

・コーヒーを飲むのは、午前中までにする

休息に関する記事のバックナンバー

これまで読んできた休息に関する本のリンクです。

【最高の休息】脳の消費するエネルギーの半分以上は”雑念”

腸がすべて】腸は第2の脳らしい

【休む技術】休日にYoutubeを見ても罪悪感を感じない方法

“睡眠の教科書”を読みました

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