誰でもお金は欲しいです。
この本を買った当時は、1億円という途方もない・縁もない金額のインパクトと、少しでも蓄財のヒントが得られれば、と思って手に取りました(多分)。
結果的に、読んで自分のためになったなと感じたことは、シンプルに人としてどうあるか的な内容でした、

この本は、平均して約1億円以上の資産を持つ、アメリカのお金持ち達にアンケートや聞き取りをして、お金持ちは、なぜお金持ちなのかを解説した本です。
面白かった部分を取り上げます。
アンケート
そのアンケートについて触れてみるとこんなことが。
答えた億万長者の50%以上が、経済的成功を果たすうえで“非常”に重要と答えている項目が3つありました。
・正直である
・自分を律する強い精神力がある
・人とうまくやっていく
逆に学校のクラスを首席(トップの成績)で卒業することをYesと答えたのは
たったの11%。
億万長者は経済的成功には、頭の良さより、正直・自律力・思いやりが大切だと判断しています。
現実では、勉強ができる頭のいい人よりも、
臨機応変に、他人への気配りができる人の方が圧倒的に価値が高いのだから、億万長者はそこを突き詰めていることを思わせます。
有効活用できそうなお金持ちの考え方
そして、すぐにでも自分に有効活用できるな、と思った教えは以下の2つ。
・人に拒絶されても、絶対に自分個人を拒絶されたと思わないこと。
P82
お金持ちは起業家や自営業が多く、そんなことで成功できないとか、否定的なことを言われた経験が他者よりも多いそう。

私は今、散々もうオワコンとか言われているブログを、今さらやっています。今後1年間の座右の銘はこれでいいんじゃないでしょうか
・絶対に嘘をついちゃいかん。一つでもだめだ。一つでも嘘をつけば、その一つの嘘がばれないようにするために、結局は十五もの嘘をつくことになるからな。
P87
この話には続きがあり、嘘は一つでは済まない。嘘は倍数のように増えていくから、最初から正直でいる方が、無駄な時間やエネルギーを使わなくて済むと述べています。
だれでも仕事で経験したことがあると思います、絶対に。
言うか言わないか悩む失敗報告。
そして覚悟を決めて言ってみたら、意外と大したことなく済んだことも(笑)
簡単そうに見えて難しいですよね
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