私は中学時代、ダメッダメのバレー部員でした。
人がいない、背が高いという理由で試合に出ていましたが、
もう一人セットで怒られていたメンバーと一緒に、真っ先に顧問に怒られていました
オマエは今なにをしなきゃいけないんだ?いつやるんだ?
組織に必ず1人はいるような、怒られ役です
練習前は、今日の練習をどうやって乗り切ろか…と考えるくらい追い込まれ、
控えめに言って毎日地獄のような日々でした。
当時の自分が思っていたことは、
自分の働きはお世辞にも、チームの勝利に貢献しているとは思っていませんでしたが、
怒られるたびに
なぜ毎回ここまで言われなきゃならないんだ?
と、毎日思っていました。
でも今ではなぜ怒られていたのかが、よく分かります
自分は頑張っているつもりでも
客観的に見ると、やるべきことができていないのです。
真面目にやっているつもりでも、あなたを評価するのは上司・役員など上の立場の人なんです
謙虚でいることの大切さを、
身をもって学んだ元プロ野球選手の記事を見つけました
叱咤してくれた先輩に「なんで怒ってんの︖」 中⽇での後悔…プ ロ⼈⽣で得た“成⻑
その方は、元日ドラゴンズの若松駿太選手です
プロ野球好きの方ならば、ピンとくると人もいるのでは?
若松さんは投手として、10年前の2015年に大活躍。
一時は年俸も3600万円(推定)まで上がります。
しかし、その後の成績は右肩下がりになり、3年後に戦力外通告を受けることになります
近年はプロへの復帰を目指して、独立リーグで現役を続行されていましたが、プロ野球に復帰できないまま、昨年引退されました
なんで怒ってんの? 八つ当たりだろ
記事内では、本人は活躍していた時に、謙虚でいればもっと活躍できたかもしれない、と当時を振り返っています
記事内ではドラゴンズ時代の、ある事件を取り上げていて
若松選手は、タクシーの乗り合いに少し遅れてしまい、先輩投手から雷を落とされました
しかし若松選手は、そこで反省せず
「なんで怒ってんの? 八つ当たりだろ」
と思ってしまったとのこと。
良くないことをしたら反省と改善
私たちで例えるならば
職場内で結果を出して、謝るべきときに謝らず、横柄な態度を取ってしまうのが最も身近な例です
悲しいことに、ニュースでよく取り上げられる人たちは
悪いことしておいて反省するどころか、自分は悪くない
と、自己弁護をする人たちです。
若松選手は、記事中で結果を出してから
振り込まれる金額、チームでの扱いなど、目に見えるように世界が変わったとのことです
ホントにスポーツの世界は夢がありますね
でも、結果を出せなければ、強制的に退場させられる弱肉強食の世界です。
若松さんは当時を振り返り、
もっと謙虚でいればよかった
と述べられています。
最近、私が読んだ京セラの創業者、稲盛さんの「生き方」にも
同じような内容が書いてありました
人間は、弱い存在であり、日々自分を戒めていく必要があると。
(略)人間はもともと弱い存在であり、よほど意識して自分を戒めていかないと、つい欲望や誘惑に負けてしまう。これもまた事実です。
第2章 原則原理から考える
自分がやっていると思っても、それを決めるのは他人だから
独立リーグで再起を目指していた若松選手。
記事によると、所属していた独立リーグの若手たちに、このような言葉を伝えていたそうです
自分はやっているつもりでも、見る側からしたら物足りないということは
誰しも、どちらの立場も経験しているはずです
これを防ぐには、
自分を評価するときは客観的になること
だと思います。
今日の学び
あなたの評価はあなたでなく、他人が決めるもの
自分を評価するときは客観的に
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